私の心に光をくれた俺様くん
プロローグ
私はひとりぼっち。
それは物心ついた頃から…。
中学卒業と同時に
今まで育った祖父の家を出て
一人暮らし。
別にいい。
私は祖父たち身内という人から
嫌われていたから。
誰も信用できない。
必要以上に話さない。
笑わない。
そんな私を誰が喜ぶのだろう。
みんなこんな私なんかに
関わるの嫌なんだよ。
知ってるよ。
そんなの知ってる。
小さい時からね。
私の心は闇のように
真っ暗な世界となっていた。
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