私の心に光をくれた俺様くん
プロローグ

私はひとりぼっち。

それは物心ついた頃から…。

中学卒業と同時に
今まで育った祖父の家を出て
一人暮らし。

別にいい。
私は祖父たち身内という人から
嫌われていたから。

誰も信用できない。

必要以上に話さない。

笑わない。

そんな私を誰が喜ぶのだろう。

みんなこんな私なんかに
関わるの嫌なんだよ。

知ってるよ。

そんなの知ってる。

小さい時からね。



私の心は闇のように
真っ暗な世界となっていた。







< 1 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop