結婚前夜~過去はおいていこう~
電話の相手は旦那さん。
「もしもし」
「俺。何してる?」
「独身最後のお楽しみ」
「どこで?誰と?」
「家で。いつもの二人で」
「程々にしいや。明日にひびくで。」
「うん。わかった」
ちょっと代わってと言いながら、携帯を取った。
「こんばんは~ちょっと酔っ払いです~」
「え~・・・あはは・・・・そやね・・・・だから・・・・」
「わかってるあの子なぁーどんだけ大変やったか」
(何の会話やこれ。後でわかるからいいか)
「じゃ幸せなんやね・・・泣かしたら・・・」
彼女が泣いている・・・なんで??何を話してる??
「じゃ 代わるね」
泣きながら笑っている彼女が代わってくれた。
私はあわてて
「何泣かしてるの!あんた何言った!」
「落ち着け。あほか。こっちもマシンガントークでびっくりしてる」
「ごめん。部屋を出てたたからしらんかった。」
「お前の友達、ええやつやな」
「当たり前やん。何年続いてると思う」
「ちょっと脅されたけど」
「え!!何て」
「泣かしたら、ぶん殴るって。それで済むと思うなよって」
「なんじゃそれ」
「大丈夫。まかせろって言っといたから。」
「まぁあと少しで日付変わるけど、楽しんで!」
「うわほんまや。」
「独身最後楽しみや。後・・・」
「何?」
「明日からは俺に言えよ」
「へ?」
「何もかも全部。すべて受け止めたるから。お前のこと全部。」
「・・・・」
「あ~はずかし。あかん。おれいつもとちゃうわ」
「じゃあな。明日。」
「うん。ありがとう。」
「楽しみにしてるで。きれいな花嫁さん。愛してるよ。」
顔が真っ赤な私を見て、友人たちがゲラゲラ笑っている。
「なに~とけそうなこと言われた~」
「あ~私も探そう。いい人。」
携帯電話を持ったままフリーズしている自分に驚いた。
「あんた幸せやんね。あそこまで言う人と思わんかったわ。」
「なんで?何言ってた?」
「うふふ・・・」
「あんたの過去がどうあれ、今が幸せなら大丈夫。俺はあいつに惚れてるから。」
「あいつじゃないとあかんねん」って
そんなこと人にいう人じゃなかったのに・・・
私は声を出して泣いてしまった。
それにつられてみんななきだした・・・
「もう。しめっぽくしてどうすんの」
「あんたわたし、明日ずっと泣いてしまうわ」
「私も」
「私も」
最後はみんなで泣き笑い。でも、楽しかった。
今日はありがとう。
「もしもし」
「俺。何してる?」
「独身最後のお楽しみ」
「どこで?誰と?」
「家で。いつもの二人で」
「程々にしいや。明日にひびくで。」
「うん。わかった」
ちょっと代わってと言いながら、携帯を取った。
「こんばんは~ちょっと酔っ払いです~」
「え~・・・あはは・・・・そやね・・・・だから・・・・」
「わかってるあの子なぁーどんだけ大変やったか」
(何の会話やこれ。後でわかるからいいか)
「じゃ幸せなんやね・・・泣かしたら・・・」
彼女が泣いている・・・なんで??何を話してる??
「じゃ 代わるね」
泣きながら笑っている彼女が代わってくれた。
私はあわてて
「何泣かしてるの!あんた何言った!」
「落ち着け。あほか。こっちもマシンガントークでびっくりしてる」
「ごめん。部屋を出てたたからしらんかった。」
「お前の友達、ええやつやな」
「当たり前やん。何年続いてると思う」
「ちょっと脅されたけど」
「え!!何て」
「泣かしたら、ぶん殴るって。それで済むと思うなよって」
「なんじゃそれ」
「大丈夫。まかせろって言っといたから。」
「まぁあと少しで日付変わるけど、楽しんで!」
「うわほんまや。」
「独身最後楽しみや。後・・・」
「何?」
「明日からは俺に言えよ」
「へ?」
「何もかも全部。すべて受け止めたるから。お前のこと全部。」
「・・・・」
「あ~はずかし。あかん。おれいつもとちゃうわ」
「じゃあな。明日。」
「うん。ありがとう。」
「楽しみにしてるで。きれいな花嫁さん。愛してるよ。」
顔が真っ赤な私を見て、友人たちがゲラゲラ笑っている。
「なに~とけそうなこと言われた~」
「あ~私も探そう。いい人。」
携帯電話を持ったままフリーズしている自分に驚いた。
「あんた幸せやんね。あそこまで言う人と思わんかったわ。」
「なんで?何言ってた?」
「うふふ・・・」
「あんたの過去がどうあれ、今が幸せなら大丈夫。俺はあいつに惚れてるから。」
「あいつじゃないとあかんねん」って
そんなこと人にいう人じゃなかったのに・・・
私は声を出して泣いてしまった。
それにつられてみんななきだした・・・
「もう。しめっぽくしてどうすんの」
「あんたわたし、明日ずっと泣いてしまうわ」
「私も」
「私も」
最後はみんなで泣き笑い。でも、楽しかった。
今日はありがとう。