お目覚めは甘いkissで


「上条くんってなんで不機嫌そうに
してるの?」

確かに、俺は女を近づけないように
不機嫌、無表情を貫き通して
冷たくしてきた。


それは、俺がもう傷付かないように
するためであって。

答えたくなくて、

「別になんでもいいだろ」

そういって、目をそらした。

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