恋の授業。

……っ！！！！！

えっと…えっとえっと…



「あっと、あのっ！」

「もちろん異性として。」



ワタシの話しは聞く気がないらしい。



「君は僕を、男として好きなんです。」



なっ、なななな！

何てことを…！！

よくもまぁハッキリとおっしゃいますね！？



確かにそう思ったことは何度もある。
ぶっちゃければ、そうなのかな？とも思ってる。
でも、でもまさか、相手からこんなにハッキリと言われると思わなかったワタシは、固まる以外何もできなかった。



「なっ！なななななな、な、何を言ってるんでしゅかっ？！」



かっ、噛んだっ！！



やっとの思いで発した言葉は嚙み嚙みだ。



「ッフフ、自覚、ないんですか？」



そう言って首を斜めにする仕草が…キラキラかっこ良く見える…！



…くそーっ！わざとか？
あざといのか？！



ううううううわーーもぉーーー