桜咲く頃また君に会えたなら


桜とキェネルはびっくりしてしばらく黙ってしまった


というか本当の名前も桜だけれど


「沙帆さんいきなりどうされたのですか」


「キェネルさん桜さんとはどういうご関係ですの」


「親戚ですよ」


「本当ですの?」


「はい」


「わかりましたキェネルさんを信じますわ…そうですわ!来週の日曜日に私の屋敷でお花見をしますのよかったらお二人ともいらしてください」


「いいのですか」


「もちろんよ!」


さっきまでは凄く疑っていたのにまさかお花見にさそわれるとは思っても見なかった


「あの私先に教室に戻ってますね」 


桜はそう言うと走っていってしまった


どうしようちゃんと話さないまま走って来ちゃったよね…


まぁ大切な話じゃないからいいか!

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