桜咲く頃また君に会えたなら


昼休み珍しくキェネルが桜の教室にきた


「桜話したいことがある」


「なに?」


教室ではできない話といわれたので屋上へ行くことにした


屋上はとても静かで二人以外には誰もいなかった


「無理してるだろ」


「え…なにを?」


きっと体のことだろうと思ったけどわざと知らないふりをした


「体だよもうそろそろ…」


やっぱりばれてた…


「そろそろ帰ったほうが」


「いや…絶対にいや」


「なんでそんなに会いたい?あいつは覚えていないないんだろ」


「今年しかないの…だから」


「無理はするな」


「りょーかい」


桜はわざと明るく言った 


キェネルに心配をかけたくなかったから

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