桜咲く頃また君に会えたなら

五分咲き

今日は初めて明里が家に初めて遊びに来る日


桜は前の日楽しみすぎてあまり眠ることができなかった


今はクローゼットを開け服を選んでいた


初めて遊ぶんだしお洒落しなきゃね‼


ーコンコン


ノックされ扉が開いた


「桜様沙矢川様がご到着されました」


「ありがとうミール」


私は選んだピンクのグラデーションのワンピースに着替え普段走らない廊下をもうダッシュして玄関へと向かった


玄関にはすでに明里が来ていた


明里は紺色がベースのワンピースで裾には真っ白な線が入っておりとても落ち着いたようすの明里にとってもにあっていた


明里は丁寧にお辞儀をした


「お招きありがとうございます」


「私の家じゃないけどね(笑)」


明里は桜の発言を聞き驚いていた


「まったくその通りだ勝手にいろいろ変えて」


さっきまでいなかったキェネルが目の前に現れ2人は驚いていた


「キェネルなんであんたがいるのよ今日はおば様に報告に行くんでしょ」


「さっき行ってきた」


明里はようやく口をひらいた

「あの…ここって桜ちゃんの家じゃないんですか」