桜咲く頃また君に会えたなら
今年でもう何年たっただろうか…


じいちゃんがいっていた桜の精はまだあらわれない


最近はあの話がでたらめだったのかと思うときもある


まぁ最初から信じきってはいない


翔は教室には入りいつものようにぼーっとしながらふと黒板を見た


いつの間にかホームルームが始まり、担任の横には一人の少女がたっていた


「はじめまして福井桜です隣町から来ましたよろしくお願いします」


桜という少女は小柄でピングブラウンの髪後ろで1つにまとまられた髪は癖っ毛なのかくるくるしている可愛らしい感じの子だった


「野山のよこあいてるからそこすわって」


「ありがとうございます」


桜は担任にお辞儀をし少し微笑んだ


桜は翔の右隣の席に座り挨拶をした


「よろしくね野山くん」


「翔でいいよ」


初めて会ったはずなのに妙に桜の仕草や笑顔が懐かしく感じた
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