桜咲く頃また君に会えたなら


「サリトさんここはどこですか」


「君がいた所とはすごく離れた場所だよ…まだ明確には教えられないんだ」


「明里!!」


声がする方を見るとそこにいたのは宮鬼君だった


「早かったじゃないか王子様」


「早く明里を返せ」


今明里って!…私のこと呼んだの?


それに王子ってどうゆうこと??


「今日は会うだけが目的だったからいいよ…次、会うのが楽しみだ」


サリトは余裕に笑顔を浮かべ明里のおでこにキスをし暗闇の中姿を消した


明里は意識を失ってしまった


キェネルは明里を抱え宮鬼家へと向かった

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