桜咲く頃また君に会えたなら
・桜・
「私も明里をたすけにいきたかったぁ」
桜はほっぺを膨らましていた
桜は明里をたすけに行こうとしていたが止められた
「私が姫だからってなんで友達がピンチの時に助けに行っちゃだめなの…まぁ足手まといになるかもしれないけどさぁ」
ベッドに横になり足をばたばたしていた
「おい!そこどけ」
キェネルが帰ってきた
キェネルは明里を抱いていた
明里はぐったりとしており気を失っていた
桜はベッドから降り明里を桜のベッドに寝かした
「明里ちゃんはどうしたの」
「大したことじゃない…すぐ起きる」
明里はしばらくしてから目を覚ました
「明里ちゃん大丈夫?」
「大丈夫です…なんかすいませんせっかく呼んでもらったのに寝てしまうなんて」
もしかして明里は自分が誘拐されていた記憶がないの?
「沙矢川今日は体調心配だから泊っていけよゲストルームがあるから」
「大丈夫です!たいしたことじゃないので…それにもうすぐしたら使用人が迎えに来るのでせっかくのおさそいですがごめんなさい」
「分かった車まで一緒に行こう…立てる?」
明里を送ってから私はキェネルの部屋に向かった