桜咲く頃また君に会えたなら
「キェネル入るよ」
「あぁ」
キェネルの部屋は相変わらず何もかも綺麗に整頓されていた
桜はきになったことをキェネルに聞いてみた
「明里ちゃんの記憶を消したの」
「俺じゃない」
「じゃあ誰が」
「サリトだ」
「サリトってティーナのお兄さまでしょなんで記憶を消す必要があるの」
サリトはティーナの兄でサリトもティーナと同じくあの日以来、何処にいるか分からないままだった
「だからだよ」
「だからってなによ」
「今のティーナは記憶が封印されているそれを知って今日会ったことを消したと思う」
「なんで?やっと会えたのにその記憶を」
「サリトにも何か考えがあるはずだ」
私には分からなかったやっと会えたのに記憶を消すなんて