桜咲く頃また君に会えたなら


「桜はやく降りろ」


「あ…うん」


「俺は自分のことは自分でけりをつけるおまえは何も手を出すな」


「うん」


しばらくキェネルと一緒にいたが挨拶に言ってくると言われ今は一人庭の桜を眺めていた


桜を見るとローズ国に帰りたいと思ってしまうのはなぜなの?


私はあの子を探さなきゃいけないのに…


「あれ?桜」


桜は声の主がわかった


「翔?」


「桜なんでここに?」


「沙帆さんが呼んでくださったの」


「沙帆ちゃんが…」


翔って沙帆さんと仲いいんだ…


「桜!あっちに美味しそうなケーキがあったんだ」


翔が差し出したお皿には様々な種類のケーキがあった


「美味しそう食べていいの?」


「どうぞ」


「ありがとう」


桜は笑顔で翔にお礼を言った

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