桜咲く頃また君に会えたなら


・桜・


帰りの車もいつものように会話はなく静かだった


家につき桜は部屋へ行き着替えシャワーを浴びベットに直行した


はぁ疲れたやっぱり着物は疲れる


着物を脱ぎラフな格好でくつろいでいた


するといきなり周りの気配がかわった


この花の香りはもしかして…!!


「桜様お久しぶりです」


「レンギョウどうしたの!!久しぶり元気だった?」


レンギョウは異世界での私のメイド


小さい頃からレンギョウにはお世話になりっぱなしで第二のお母さん的存在だった


いつもは連絡してくれるのになにも聞いていなく突然の訪問で驚いた


「ローズ様からお手紙を預かってきました」


「ありがとう」


「桜様ローズ様が心配されてます早く帰りましょう」


「いやよ!!」


「桜様なぜ人間界にこだわっているのですか?人間は昔私たちと一緒に暮らした時代もありましたですが最近の人間は山を切り開き多くの命を奪って来ているではありませんか」


「レンギョウ全ての人間が行っていることでないわ」


「しかし!」


「とりあえず今日は帰って」


「畏まりました…お体にはお気をつけください」


桜はレンギョウから受け取った手紙をよんだ



桜へ

キェネルから聞きました。元気ですごしているそうですね。用がすんだら早く帰ってきなさい。桜が散ってしまう前に。

母 百合



お母様が心配していることは十分に分かってるつもり…

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