桜咲く頃また君に会えたなら
サルビアとは昔からの友人母親同士が仲がよく昔はよく遊んでいた
「結婚決まったようだね」
「何の話?そんなこと言われてないけど」
「町では噂になっているよ姫がティユス国のジョルダン様と近々結婚するって」
私が住んでいる国は天界という世界今は6つの国からできておりティユス国もその一つ
「まさかあのジョルダンとはね」
「聞いてなかったの?」
「えぇ」
ジョルダンとは幼いときとても親しかった
今は会っていないけれど
[ジョルダンまって]
花畑を駆け回る彼を私はみている
[まってそこには]
[え?小さな花?]
[シロツメグサよここでは走らないでお花がかわいそう]
[花なんて埋めればいい]
[そんな考えよくない花だって命があるの]
あの日以来ジョルダンにはあっていない彼からは私に会いに来ているみたいだけれど
「桜俺は帰るよ」
「もう帰るの」
「仕事があるからな」