桜咲く頃また君に会えたなら
一週間たったある日
私はまだ天界にいる今日お母様と私はティユス国へと向かうことになっている
ジョルダンにあうために
「桜様ローズ様がそろそろティユス国に向かうそうですよ」
「行かないとだめ?」
「何をおっしゃっているのですか今日はジョルダン様とお会いする日ですよ朝食をご用意いたしましたお召し上がりください」
「ありがとうレンギョウ!今日のお茶は青色?珍しい色!」
「今日はラベンダーと桜様がお好きなアールグレイのブレンドティーですラベンダーはリラックスのできるハーブですので」
「ありがとうレンギョウ朝食は馬車で食べたいからバスケットに入れてくれる」
「分かりました」
桜はレンギョウからバスケットを貰い馬車が止まっている門の前へ急いで向かった
ティユス国の城に入るとジョルダンの父ロウドが出迎えてくれた
「今日はお招きありがとうございます」
「ローズ様桜様お越しいただきありがとうございますもう少しでジョルダンもくるとおもいます…どうぞお座りください」
「ありがとうございます」
少ししてから「バン」とドアが荒々しく開きジョルダンが部屋のなかへ入ってきた
「すみません稽古で遅れてしまいました」
「練習熱心ですのね」
「姫を守るためですから」
「ジョルダン、姫を案内してきなさい」
「それでは行きましょうか」
「はい」
私はいまできる精一杯の笑顔で彼に返事をした