桜咲く頃また君に会えたなら


「桜様いけませんそのようなことを考えては」


「レンギョウ!うっっ…」


急に心臓がチクッとした


「桜どうした」


そうだ人間にはレンギョウはみれないんだ


「桜様行きますよ」


「ちゃんと行くから……先にいって………大丈夫だから」


「桜何があった」


「大丈夫……でもそろそろ行かないと…いけないって」


「……」


「ありがとう翔大好きだよ」


「俺も好きだから」


「桜咲く頃…にまたあなたに……会えるなら…わたしは…」


「桜!!」


桜は何かを言いかけたが消えてしまった


桜の花びらになって


異世界・ローズ国・


私は死んだの?


ここは…?どこ……ローズ国?


「桜少し早いけど今から儀式を行うわ…わかってると思うけど人間界でのあなたが人間として生きた記憶はすべて封印されるけれどあなたならきっと思い出すと信じているわ…レンギョウお願い」


レンギョウは返事をすると桜に向かって呪文をとなえた

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