秘密

其処に、1人の男子生徒が現れた。
男子生徒は早乙女を見ると、慌てた様子で走って来た。


パタパタパタパタッ



男子「貴方が、早乙女伊織さんっスよね !?」

伊織「あぁ、そうだけど」

男子「良かった!!
さぁ、早く行かないと、購買が血 塗れになって、明日、明後日使え なくなるッスから!」



そう言った男子生徒は、急げと言わんばかりに俺を立たし、背中を押した。

しかも、物騒な事サラッと言って、爽やかに笑っていた。


血塗れって、なんなんだよ……。






そう思うも、後ろの男子生徒に急かされながら、購買に向かう早乙女だった。
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