ご注文は甘い兎で。
さっきよりも人通りが少ない路地に入っちゃった…。
あのときは全然人がいなかったから助けも呼べなかったけど…
「…うう…。」
今いるところはまだ夕方なのに薄暗いし…。
こんな道あるなんて知らなかったよーーー!!
『キミさあ、おじさんの言うこと何でも聞くよね?』
「お、お金とかなら少々……」
おじさんがこっちに歩きながら、
『お金とかじゃなくてー、ほら、キミ高校生?中学生?可愛いし……』
『……おじさんに体売る気、ない?』