彼の音色に恋をして
私の名前は、遠藤沙耶



吹奏楽部希望の高校生



毎朝、私は音楽室へチェロを引く先輩を見に行ってた



はぁ…



なのに何で目線、合っちゃったんだろ…



「さーや。どーしたの?」



そう声をかけてきたのは、親友の優奈



「優奈。今日、先輩と目があっちゃった」



「ええ!ホント?」



事実だから嫌なのです



「そしたら、明日、謝りに行こう!」


ええ!


「そうしないと一生喋れないよ?」


うう…


「ん。行く」


私はそうして、先輩に会いに行くことにした
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