ギャップ彼女 1
ガチャリと屋上のドアを開けた。
気持ちのいい四月の風が首筋を撫でる
『ふふ。良い場所みっけ!!』
誰もいないから本当落ち着く。
穴場スポットだね♪
右人差し指で床を指し、左手は腰に当てた。
『ここを私のオアシスに任命よ!!』
嬉しさのあまり、変なキャラ演じてしまう。しかも声がでかかったので、屋上に自分の声が響き渡った。
……やば
だ、大丈夫だよね?誰もいないよね?
キョロキョロと見渡し、誰もいないことを確認する。
ふー。やれやれ。
誰かにこんな姿見られたら、もう恥ずかしくて明日から学校来られないよ。
ってか、あの場所いいじゃん。
ちょうど日陰になっているタンク前。
私はさっそくそこに座り、お弁当を広げた。
『いただきまーす』
さぁ、リンちゃんお手製お昼ご飯を食べるとしよう。やっぱり、から揚げちゃん最高だね。
フフン♪
あっという間に食べ終えた私。
でもまだ昼休み時間は充分あるので、携帯のアラームをセットし、メガネは邪魔だから胸ポケットにしまって、寝る準備をした。
最初、壁にもたれ掛って寝ようとしたが、首が痛いので迷わず寝ころんだ。コンクリートがひんやりとして気持ちが良い。
柔らかい春の風が頬をなで、あまりの心地よさに、すぐに睡魔がやってきた。
意識が遠のく前に、誰かが小さくククッと笑った様な気がしたが、半分寝ていた私は特に気にすることもなく眠りにおちていった。
気持ちのいい四月の風が首筋を撫でる
『ふふ。良い場所みっけ!!』
誰もいないから本当落ち着く。
穴場スポットだね♪
右人差し指で床を指し、左手は腰に当てた。
『ここを私のオアシスに任命よ!!』
嬉しさのあまり、変なキャラ演じてしまう。しかも声がでかかったので、屋上に自分の声が響き渡った。
……やば
だ、大丈夫だよね?誰もいないよね?
キョロキョロと見渡し、誰もいないことを確認する。
ふー。やれやれ。
誰かにこんな姿見られたら、もう恥ずかしくて明日から学校来られないよ。
ってか、あの場所いいじゃん。
ちょうど日陰になっているタンク前。
私はさっそくそこに座り、お弁当を広げた。
『いただきまーす』
さぁ、リンちゃんお手製お昼ご飯を食べるとしよう。やっぱり、から揚げちゃん最高だね。
フフン♪
あっという間に食べ終えた私。
でもまだ昼休み時間は充分あるので、携帯のアラームをセットし、メガネは邪魔だから胸ポケットにしまって、寝る準備をした。
最初、壁にもたれ掛って寝ようとしたが、首が痛いので迷わず寝ころんだ。コンクリートがひんやりとして気持ちが良い。
柔らかい春の風が頬をなで、あまりの心地よさに、すぐに睡魔がやってきた。
意識が遠のく前に、誰かが小さくククッと笑った様な気がしたが、半分寝ていた私は特に気にすることもなく眠りにおちていった。