ギャップ彼女 1
夕飯
あれから悠斗と色々話した。
私の中学時代の事もただ、だまって聞いてくれた。
話す事によって、昔の重かった気持ちが軽くなった気がした。
嬉しかった。
楽しかった
こんなに話したのは、本当に久しぶりだった。
そんな時、バタンとドアが開いた
「おねぇちゃん、お腹すいた~」
リクがお腹に手をあてながら、私のところへきたのだ。時計を見れば、18時すぎだった。
そうだよね…話すぎちゃったね…。
「お母さんから電話あって、今日そのまま次の仕事行くって?出前とれって」
目をウルウルしながら、上目使いで私を見るリク。我が弟ながら、可愛いわ!!
『リク~』と言って抱きつけば、「苦しぃ~」とバタバタもがいていた。
ヤバッ。
力強かったか…?
リクすまぬ。