ギャップ彼女 1
「ねぇ、リン。何でまたメガネしちゃったのさ~?」
1時限目が終わり、今は休憩時間だ。
愛莉は、前の席から振り返って、不思議そうな顔で質問してきた。
なんでって言われても…
これ、変装メガネなんだ~なんて言えない
私だって、このメガネ邪魔だよ?
う~ん
何かいい案
いい案…。
そうだ!!
『お洒落でしょ?このメガネ。』
「ぶはっ!」
私がそう言えば、なんと愛梨は噴き出したのだ
…え?
何その反応は…
思いもよらない反応に戸惑う事しかできない。
「あんた、マジ、最高!!」
そう言って、机をバンバン叩いて笑っている。
しかも、私の机さん。
『…。』
そんなに大笑いする事なの?
愛莉…謎の人だ。