ギャップ彼女 1
土曜日、3人で駅で待ち合わせをし図書館へと向かった。私が教えるという事で、私の近所の図書館にしてくれた。



『なんで、こんなに混んでるの?』

「本当だ…。」

「座れるとこねぇな」




図書館は、なぜか学生でいっぱいで…




「どうすっか」

「俺の家でもいいけど兄弟うるさいんだよな」

「俺の家だと、また戻るよな…」





困惑気味の海斗と、伊吹。
今日は暑い。涼しい図書館で勉強ができれば一番だったのだが…。





しょうがない。ここからだったら、私の家が一番近いよね





『じゃぁ、うちくる?』





お母さんはパートでいないし、リクも友達の家に遊びに行っている。



だから、静かに勉強できるよね?




「マジ!!行く!!」

「行きたい!!」



2人してキラキラと目を輝かせている。
そんなに、勉強できて嬉しいんだね。



よし。
頑張ろう!!
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