ギャップ彼女 1
「「おじゃましま~す」」
『狭いけど、どうぞ』
キョロキョロ見まわしている伊吹と海斗をリビングに通し、そこで勉強する事にした。
『じゃぁ、さっそくやろうか?』
「「はい!!リン先生!!」」
2人して背筋ピーンとして、何だか可愛いな。
足崩せばいいのに…。
なぜ正座?
フフっ
変なの~
でも、一緒に勉強するのって久しぶりだな。
「リンここどうやるの?」
『あぁ、それは…こうしてー』
「そっか!!すげぇ!!」
「俺もここわかんね~」
あんなにも一人がいいと思っていたが、こんなにも誰かが横にいて笑って過ごせるって素敵な事なんだと思い始めていた
「さすがだリン!!」
こう思えるようになれたのも、生徒会のみんなのおかげ…かな?