ギャップ彼女 1
* * *


「腹減った…」

「俺も…疲れた…」


バタンとテーブルに倒れこむ海斗と伊吹。
気づけば昼の13時だ。もうこんな時間なんだね。確かにお腹すいたな…。



『伊吹、海斗~チャーハンだったらすぐ作れるけど、食べる?』



冷蔵庫の中を確認して、2人を見た。一瞬驚いた表情の2人だったが、



「食べる!!」
「リンの手料理だ~」



すごく喜んでくれた。



この前、鼻歌歌っちゃのを悠斗に聞かれたから今日は歌わないように十分気をつけた。




2人は何やら、仲良く会話している。喧嘩するほど仲がいいってまさしくその通りだね。
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