ギャップ彼女 1
食べ終え、再び勉強を始めた。熱心に勉強する2人に微笑ましくなる。














「ただいま~」

『おかえり~早かったね?』




玄関のドアが開いて、リビングに入ってきたのはリク。



リビングの時計を見ればまだ4時で、いつもより早い帰りだ。





「うん。お姉ちゃん達は勉強?」

『そう。来週からテストだからね』




私がそう答えた時、私の携帯から音楽が流れたんだ。




♪ヨーでる ヨーでる ヨーでる ヨーでる
ようかいでるけん でられんけん
ローイレ ローイレ 仲間にローイレ
友達大事 妖怪 妖怪 妖怪 ○ォッチッチ!!






その曲が流れた瞬間、伊吹と海斗はブハッと噴き出し、クスクスと笑い出した。



いいんだもん。
高校生にもなって、この着うたって…って思われても。




好きなものは、好きなんだー!




リクが妖怪○ォッチが好きで、一緒になって見てるうちに私までこの曲の虜になっちゃったのよね…




しかも、私はこの体操を完璧にマスターしました!
密かに部屋で踊っていた事は…






もちろん秘密です。
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