ギャップ彼女 1
「リンちゃん、俺も悠斗みたいに食べさせてほしいな」
『……?』
ニヤニヤしながら私を見てくる隼人。
食べさせる?
悠斗みたいに?
先ほど、自分がやった行動を思い出してみる。
えっと…悠斗の機嫌が悪かったから、とりあえず食べてもらおうと考えて……
ん?
…あ
あぁぁぁぁぁぁぁ~!?
私、「あ~ん」て言ったよね?
何であんな事した?
しかもみんなの前でだよ?ありえない!
恥ずかしい〜!?
自分の顔が火照っていくのを感じた。