ギャップ彼女 1
う~ん。
何だか頭重い気がする。
うっ、腕、痺れてる
痛い…。
ジンジンする痛みに、意識がだんだんはっきりしてくる。
あぁ…私、机で寝ちゃったのね
…え
目を開ければ、目の前の光景にドキッとした。
ち、ちかーい!?
目の前には瞳を閉じた悠斗がいたんだ。
あまりの近さに、ドキドキと心臓が加速していく。
しかも、頭が重いと思ったら悠斗の腕が乗っていて…
私は、悠斗の腕をそっとどけて顔を上げた。
だけど…
あれ…?
何この微妙な空気は…