ギャップ彼女 1
「り~ん!!」
海斗と話していると伊吹が走ってやってきた。
『そんなに慌ててどうしたの?』
「俺、38番だった!!」
『本当!?すごいじゃん!やったね伊吹!』
目を輝かせながら喜ぶ伊吹に、私まで嬉しくなり頬がゆるんだ。
「これもリンのおかげだな~」と海斗と伊吹は2人で頷きあっている。
そこに愛莉がやってきた。
「リンあなた本当凄いわね…。満点って一体どういう頭してるの?でも、私も思ったより順位良かったわ」
愛莉は8番だったらしい。嬉しそうに微笑んでいる。
みんながテストに満足できて一件落着だね!!
もうすぐ夏休み…。
まぁ、バイト以外特に予定はないけどね。