ギャップ彼女 1
私も、勇気を出すべきだ。



『ねぇ。愛莉。何で、私とプール行きたいって言ってくれたの?今日だって買い物誘ってくれたし…私なんかといても楽しくないと思うんだけど…』


愛莉からテーブルに視線をおとした。



怖い
怖いよ…。




愛莉の本心は、なに?






ベチン
痛い…。




頭を叩かれた。
私は愛莉に視線を戻す。




「リンって、救いようのないアホだね。いい?少なくとも私はさ、凛と話をしてて楽しかったよ?リンは、楽しくなかったわけ?」




ものすごく怒った表情で話す愛莉。



怖いです…




私は、違うとプルプル首を振る。
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