ギャップ彼女 1
しかし、彼女はから揚げちゃんがどうとかブツブツ言いだし、また彼女の存在が気になりだしてしまった俺。
しかも彼女は機嫌がいいのか、鼻歌まで歌いだした…。
やべっ。
この女、面白い…。
こんな変な女初めて見た。
普通、女っていうのは1人で食べるのを嫌がるんじゃないのか?なのに何でこんなに楽しんでる?
1人が好きなのか?
そんな事をぼんやりと考えてると、だんだんと彼女の声がしなくなった。
気になった俺は起き上がって彼女の方を覗いた
…は?
……寝てるぞ…。
そこには、平気でコンクリートの上に寝そべる彼女の姿があったのだ。
何でかはしらないが、俺は気持ちよさそうに寝る彼女をしばらく見続けていた。