ギャップ彼女 1
綺麗なお姉さんも1人だったので、たくさん話をした。




といっても、なぜだか質問ぜめだったが…。
生徒会のみんなの事を中心に、学校の事をよく聞かれた。


私が話すと、嬉しそうに聞いていたお姉さん。私も嬉しくて、ついおしゃべりをたくさんしてしまっていたんだ。






「そろそろ私、出るわね?楽しいお話聞かせてくれてありがとう」

『いえ…私も楽しかったです』





綺麗な人だったな…。




綺麗なお姉さんが出て行った後も、私は入り続けたのだが、何だかクラクラしてきている事に気づいた。







やばいのぼせたか?







フラフラしながら着替え、ドアを出る。




「リン」




ドアから出た瞬間、声がかかったので視線を向けた。
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