ギャップ彼女 1
~悠斗 SIDE~


リンは俺にチョコを食べさせていたが、だんだんとウトウトし始め眠ってしまった。



はぁ…



俺は、リンを布団に寝かせるため抱きかかえた(いわゆるお姫様抱っこ)





リンが酒(しかも、カクテルだ)で、あんな風になるとは思ってもみなかった。



みんなを誘惑しまくっていたリン。
あれは、やべぇだろ…。
フェロモンだしまくりだったぞ。






「俺以外、誘惑するんじゃねぇ」




リンの額に俺の額をくっつけて呟いた。





リン、俺だけ見てろ
その瞳に俺を映してくれ。







リンをそっと寝かせ、「好きだ」と触れるだけのキスをした。



みんなの所へ戻ろうと体を起こそうとしたのだが、起き上がれなかった。



リンが俺の浴衣をいつの間にか握りしめていたんだ。俺は、そのままリンの横に寝ころんだ
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