ギャップ彼女 1
生徒会
ぼんやりと空を眺めていた。
「り~んちゃん」
『うわっ!!』
目の前には、さっき出ていったばかりの隼人が私を見下ろしていたのだ。
思わず、本気でびっくりしてしまった私。
いつの間に!?
全然気づかなかった…。
「驚いた~?」
ヘラヘラと笑いながら腰をおろし、私の横にどかりと座った隼人。
はい。驚きましたとも…まだ心臓バクバクいってるよ…。
それにしても、なぜ座るのさ?
この人、微妙に苦手なんだけど…。
『まだ何か用がありますか?』
「リンちゃんと2人で話したいなーと思って」
『私は、別に話す事ないですが…。』
依然、ヘラヘラ胡散臭い笑顔で見つめてくる隼人に、少しイライラした。
しかも、2人きりなんてとんでもない。
そんなの気まずいに決まってる。
『それでは、私はこれで』
この場から立ち去るのが一番だと思い、スッと立ち上がりスカートをパンパンとはらった。生徒会の仕事はきちんとこなすつもりだが、人と深く関わるつもりはない。
「そう、あからさまに嫌な顔しないでよ~」
そう言いながら隼人も立ち上がった。
「り~んちゃん」
『うわっ!!』
目の前には、さっき出ていったばかりの隼人が私を見下ろしていたのだ。
思わず、本気でびっくりしてしまった私。
いつの間に!?
全然気づかなかった…。
「驚いた~?」
ヘラヘラと笑いながら腰をおろし、私の横にどかりと座った隼人。
はい。驚きましたとも…まだ心臓バクバクいってるよ…。
それにしても、なぜ座るのさ?
この人、微妙に苦手なんだけど…。
『まだ何か用がありますか?』
「リンちゃんと2人で話したいなーと思って」
『私は、別に話す事ないですが…。』
依然、ヘラヘラ胡散臭い笑顔で見つめてくる隼人に、少しイライラした。
しかも、2人きりなんてとんでもない。
そんなの気まずいに決まってる。
『それでは、私はこれで』
この場から立ち去るのが一番だと思い、スッと立ち上がりスカートをパンパンとはらった。生徒会の仕事はきちんとこなすつもりだが、人と深く関わるつもりはない。
「そう、あからさまに嫌な顔しないでよ~」
そう言いながら隼人も立ち上がった。