ギャップ彼女 1



それから毎日忙しかった。
クラスでの準備。生徒会、バイト…。



あいかわらず嫌がらせの手紙は入っていたが、今のところ、あの2人組は何もしてこない。



まぁ相変わらず、罵声や侮辱の笑い声が針のように常に刺さっていたが。




クラスでは、伊吹は私の所へよく来てくれる。
伊吹も私なんかより、友達といたいだろうに。





この前泣いちゃったから、きっと気にしてくれてるんだよね?
なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいだ。




それでも伊吹のおかげで、何事も起らず平穏の日々を過ごす事ができたのだ。
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