ギャップ彼女 1
それは、以前私を叩きにきたあの2人組で




「マジで来てるし」



クルクル女は馬鹿にしたように鼻で笑った。


あなた達が呼んだんでしょ?
本気でイライラした。



『こんな所に呼びだして、何か用ですか?私、忙しいんですけど…』



あなた達みたいに暇ではないいんだから!!



「あんた、この前の事分かってなかったの?マジウザイんだけど」



眉根を寄せ、化粧ばっちり女ミホが睨みつけてきた。




『分かりませんが』

「生徒会やめろって話」

『やめません』




あんな事くらいでやめるわけないんだ。
私がミホ達を見据えて答えれば、ミホは怒りと憎しみに歪んだ顔をした。




「お前なんかが蓮さまに釣り合うはずないんだよ!」


『…は?』




蓮様って…
釣り合うも何も、何もないですが。


もしかして私みたいな地味女が生徒会には相応しくないとおしゃっているのか…?
蓮の熱狂的ファンなのか?





…くだらない



そんなことで、いちいち生徒会なんかやめないわよ!私だって責任もって仕事してるのよ!
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