王子様に恋愛中(仮)

楓の秘密!?.



放課後、私は先輩がいる体育館に向かっていた。

遥も誘ったんだけど、今日は用事があるらしい…

私が一人さみしく渡り廊下を歩いていると、

「ちょっといいですか…?」

と後ろから声がした。

振り向くと、フワフワの茶色いロングヘアーで、遥と同じくらいの身長の可愛い女の子が立っていた。

「…はい」

女の子は怖い顔をしていたわけではないけれど、嫌な予感が私の頭をよぎった。



< 13 / 63 >

この作品をシェア

pagetop