王子様に恋愛中(仮)


「お姉ちゃん、どうしたの?ニヤニヤしてる…あ、もしかして彼氏?」

「え?!か、彼氏じゃないよ…まだ…」

「あーやしーい」

ももが隣で私をからかうけど、そんなこと気にならないくらい浮かれていた。


私は部屋に戻って、洋服を選んでいた。

そして、一つの覚悟を決めた。


明日…椎名さんのこと聞こう。


どんな話でも受け止める。



私の楓先輩への想いは、先輩の過去のことなんて気にならないくらい強いんだから!


私は強い意思をかためて、眠りについた…



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