赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
ユ「あの・・・すみません。

  神峰ユイは俺の事ですけど、

  俺に何の用でしょうか?」


私は涼さんに話しかけた。


涼「貴方がユイさんでしたか。

  突然ですが・・・。

  神峰ユイさん。貴方に是非

  我がバスケ部に来ていただきたい。」



は・・・・・?

唐突過ぎませんか????


遊「おい。テメェ。ユイは

  俺達の大事な部員だ。

  お前等なんかに、軽々と

  渡す訳にはいかねーんだよ。」


なんか・・・。照れちゃうな。

ユ「俺も貴方のチームに入る気は

  全く無いです。」


涼「困りましたね・・・。

  どうしますか?副部長。」


涼さんが言うと、

5人の中で一番後ろにいた人が

私の前に立った・・・。


綺麗な白い肌に、大きな眼。

左目は髪の毛で見えないけど・・・。

どこかで見たことがある顔・・・。


どこか・・・。

どこか・・・・。

どこかで見たことがある顔・・・。

誰だっけ?


黒「俺は黒川雪(くろかわゆき)。

  魁皇高校の副部長だ。

  本人が嫌がってんなら

  諦めるしかないだろ。」


黒川と名乗った人は

涼さんと何か話している。
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