赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
ユ「そっか、じゃ、雪。

  俺達はこれから他人だな。

  今までありがとな。

  それと、雪が俺を忘れても

  俺はお前のことが大好きだから」

私はニッコリ笑って

その場を後にした。

体育館を出た私は

走ってある場所に行った。


20分くらい走ったら

やっと着いた。



お墓に・・・・。


私は「神峰優香」と

掘られているお墓の前で手を合わせ

呟いた・・・・・。

ユ「お母さん。私、

  実の弟に嫌われちゃったみたい。」


なんか・・・

さみしいな。


遊兎達と出会う前は

こんな感情、すぐに捨てられたのに


今、涙が出そうなのは何で?

さみしいよ・・・。悲しいよ・・・。


怖いよ・・・・・。


私がお墓の前で下を向くと

雫が一滴、私の目からこぼれ落ちた。


一滴落ちると

私の涙はなかなか止まらなかった。
< 111 / 134 >

この作品をシェア

pagetop