赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
いつもの

お父さんに怯えてる雪の瞳に

似てる・・・・。

この男の子が怯えてる雪に似てて、

だから、私はこの男の子に

話しかけたんだ。



ユ「一人で座ってるより

  私達と遊ぼうよ!」


私は明るく話しかけた。



男の子「僕がいても

    邪魔なだけだよ」


男の子はそっぽを向いた。



雪「じゃ、邪魔なんかじゃないよ。

  僕も君と一緒に遊びたいし・・・。」


私の後ろに隠れていた雪が

小さな顔を出して話しかけた。

人見知りな雪が初対面の子と

こんなに話すなんて珍しい。



男の子「でも・・・」

男の子の顔が一瞬

嬉しそうになったのは

私の見間違いではない。



ユ「細かいことは気にしな~い。

  何して遊ぶ?

  魚捕り?クワガタ採り?

  すべり台?ジャングルジム?」

私は男の子の手をとって

無理矢理ベンチから立たせた。


雪「ユイちゃん。まずは

  自己紹介しないと・・・。」

モジモジと雪が話す。


そっか、名前知らなかった!
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