赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
時「何で、今、

  アンパンマンの話になるの?」


え!?


なんで!?私の心情読んだ!?


チッ。無駄に鋭いやつだ。



時「ユイちゃん!口に出てるよ!!

  僕、泣いちゃうよ!」

めんどくさい奴だ。


そんな事はどーでもいいから

寮の場所教えて欲しいんだけど。


ユ「私の寮ってどこにあるの?」


時「ああ。そこのファミマの

  隣の建物。」


時坂さんが指さした窓からは


小さく、ファミマの看板が見えた。



ユ「ありがと。

  じゃあ、私もう行くね。」


私は椅子に立ち上がりながら言った。


時「寂しくなったら、いつでも

  おいで~♥」


無視して、廊下に出る。


腕時計に目をやると

4時30分になっていた。


今日分かった事がある。

成人男性が♥を使うのは

キモいという事が判明した。



また一つ、賢くなった

ユイでした。
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