赤ずきんちゃんと6人の狼くん ～危険な逆ハー生活！？～

私は部屋に入ると

ため息を漏らして

ベットにダイブした。

うつ伏せになりながら私は

目をつぶる・・・・・・・。



それから、

この学校であった奴らのことを

考える・・・・。


今日、

千秋は他人には言えないような事を

私に話してくれた・・・・。


それだけ、

大事なことを話してくれたのは嬉しかった

と、同時に私は

罪悪感に押しつぶされそうになった。


私は女・・・

でも、その事を皆は知らない・・・


私は狡い狼だ・・・。

仲間にさえ、

嘘をつき続ける・・・



千秋に今日言ったことは

私にも必要なこと・・・


私が超えなければならない

大きな壁・・・・


私は

人を頼らない・・・

助けを求めない・・・

ホントの自分なんて知ってほしくない。


ゴロンと仰向けになって、

右腕で目を隠しながら・・・



ユ「私って、サイテー。」


ポツリとつぶやく。


頬に滴が一筋・・・


そうか、私、泣いてるのか・・・


泣くのなんて、久しぶり。


今日は、いろいろありすぎて

疲れた・・・。


もう、寝る・・・・


そして、私は

夢の世界へと誘われて行った。