赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
怜「真犯人が見つかってないなら
  
  俺と薫は牢屋の中かもしれねぇから

  最後にユイに言いてぇ事がある





俺は、麗緒の双子じゃない。

  養子だったんだ。


  たまたま、両親が話してるところを

  聞いちゃったんだよね・・・・。
  

  でも、その事を麗緒は知らない。

  で、いっつも思うんだ。


  俺は、麗緒の家族じゃないのに

  いつも、助けてもらってる

  自分が情けなくて・・・・。


  麗緒と話さないようにした

  時期もあった。


  でも・・・・


  そんなのは、無理だった。


  麗緒は俺の中で大事な存在に


  なっていたから・・・・・。


  こんな嘘つきなのに

  麗緒の傍に居ていいのか?

  俺の存在理由は?


  いつも、いつも・・・・

  疑問だったんだ・・・・。」
  




そうか・・・・。


こんなに、悲しかったのか・・・。


ユ「そんなにメソメソしてんなら

  麗緒に直接、義理の兄弟だって

  言ってやったらいいじゃん。



  麗緒はそんなことで、怜を

  軽蔑するようなことはしない。

  そうゆう奴だってことは、

  
  お前が、一番知ってるだろ。」



私は落ち着いた声で言った。
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