赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
麗「こいつらが、そのメモを

  落としたんだって~。

  

  ・・・だよね」


麗緒は遊兎に引きずられている

男2人に話しかけた。


男A「も、もちろん・・・

  そうです・・・・・・・。」



男B「ごほ、ごほ、俺らが・・・

  犯人なんです・・・・・・。」


なんか、男Bが血吐き出したよ!?

どんだけ、殴ったの!?


島「そんな、言い訳が

  通用すると思うか!?」


うん。私もそう思う・・・。

このバカ3人が犯人を捕まえるなんて



有り得ない・・・・・・・・・。


てゆーかさ・・・・・・


なんで、時雨いるの!?

メチャクチャ、謎なんだけど・・・。


犯人より、時雨の方が謎なんだけど。


時「馬鹿な奴は死ねばいいのに・・・。」


なんか、時雨が呟いたけど

聞かなかったことにしよう・・・。


薫「え゛・・・・・・。」

怜「はぁ・・・・・・?」


フリーズ状態だった二人が

口を開いた。



千「はぁ?じゃねぇよ!

  ヒーローが助けに来たぞ!!」


千秋が親指を立てた。


遊「アニメの見すぎだバカ!」

遊兎が千秋の頭を殴った。


麗「と、ゆーコトで、

  そこの、女ぽいやつと

  ガキと、眼鏡は犯人じゃないから

  連れてくね!!」



サラリとすごいこと言った

気がするんですが、私の気のせいですか?


遊「じゃ、帰るぞ。」

遊兎はボコボコになっている

男2人を投げ飛ばすと

部屋から出て行った。



麗「俺等も行こっか~」

麗緒も部屋から出て行く。


薫「僕たち、出て行っていいの?」


近「勿論!!後のことは、

  僕から説明しておくから

  もう、帰っていいよ~~~!」



この人・・・・。テンション高いな。


島原さんは、最後まで硬直状態。



まぁ、いっか・・・・。


薫も部屋から出て行った。

部屋にいるのは・・・


私と時雨と怜と

それから・・・、

警察の方・・・・。


時「ユイ。一緒に帰ろ!!」

笑顔で時雨が手を差し伸べた。


ユ「うん!!!」


私はその手を握って部屋から出て行った。

部屋から出て行く時に



怜が「ありがとう」って言ったのを


私ははっきりと聞いた。



清々しいくらい、不器用な奴だな・・・。



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