赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
寮に着いた時刻は

午前10時すぎだった。


私はリビングに皆を集めた。

6人全員を椅子に座らせた。


ん・・・?6人・・・?

私を抜いて5人しかいないけど・・・。



ユ「なんで、時雨がいるの!?」


だって、平然と椅子に座ってるんだよ!

おかしくない・・・?



時「ああ。俺、この学校に転校してきた。

  ユイがいるなら俺も行きたくなっただけ。」


なんか、サラリとすごいこと言わなかった?


この学校に転入したって・・・。


前の学校はどうしたんだ・・・?


てゆーかさ・・・・・


遊兎、薫、怜、麗緒、千秋は

全然驚いてないんだけど

もしかして、知ってたの!?



ユ「お前達・・・。

  時雨が転入したって知ってたのか?」



遊「知らねーけど、

  時雨がユイにしか

  話さないって言うほど

  ユイの事が気に入ってんなら

  学校も同じとこにするんじゃないのか

  って、思っただけだ。」


薫「僕も同じ!」

怜「俺も。」

麗「俺も。」

千「え~~~~~~~!?

  お前、この学校に転入すんのか!?」



前言撤回。

5人全員が気づいてる訳じゃなかったのか。


確かに、馬鹿な千秋が気づく訳ないか・・・。



時「うるせえな・・・。

  ユイ。こいつ等に話したいことあるんだろ。」


さ、流石幼馴染・・・・。


私のこと、よくわかってる・・・。


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