赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
高鳴る鼓動を

右手で抑えながら

扉を開けた・・・。


その、光景は正直、やばかった・・・。


なんか、暴れてる千秋・・・。

千秋を抑えようとしてる怜と麗緒。

泣きそうな薫。

驚いて、尻餅を付いている遊兎・・・。

ソファで本を読んでる時雨。




なに、この状況・・・。


馬鹿だ・・・・。


ユ「あはっはははっははあは。」

おもいっきり笑った。

お腹を抑えて・・・。


すると、6人の視線が私に集まる・・・。


千「ゆ、ゆい~~~~~~~!!」

麗「来るのが、遅いよ~」

薫「もう!心配したんだから!」

時「ご飯、まだ?」


一斉に言われても困るんだけど。

私が困っていると、

尻餅を付いていた遊兎が立ち上がって


遊「ユイ。おかえり」

ニッコリ、笑って遊兎が言った。


なんか、心臓の鼓動が速い・・・。

私、心拍数上がったかな?


ユ「ただいま。」

私も遊兎の負けないくらいの笑顔で・・・


遊兎の顔が赤いけど

何か、あったのかな?
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