赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
あのさ・・・

今思い出したんだけど・・・

私、遊兎に勉強教えてもらう

約束してなかった?


ま、いっか・・・。

時雨に分かんないとこは

教えてもらうし・・・。



そして・・・

私VS教科書の戦いが幕を開けた。

ジャジャジャジャ~ン(効果音)


やっぱ、効果音があると

雰囲気が違うね~。


まずは・・・

数学の教科書の解読しないと・・・

私は椅子に座って

数学の教科書を開いた。


ふむ・・・。

ふむふむ・・・。

全くわからない。


ユ「なぁ、問1の答えってなに?」

私は隣で教科書と

睨めっこをしていた千秋に聞いた。


千「俺は謎。」

千秋に聞いた私が馬鹿だった・・・。


ユ「麗緒は?」

今度は私の正面で

勉強している麗緒に聞いた。


麗「あ、そこ俺も謎。」


麗緒も馬鹿なのか・・・。


ユ「薫は?」

次は麗緒の隣で勉強している

薫に聞いた。


薫「そこねぇ。僕も謎だよ!」


なるほど・・・

皆謎なのか・・・・。


ユ「じゃ、答えは謎でいっか・・・」

時「いいわけねーだろ!!」


私がつぶやくと

時雨の素早いツッコミがきた。


なんか、時雨って

勉強の事になると性格変わるよね・・・。
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