おまえのために・・・(短編)

だけど、

俺の存在意義がそれを許さない。




おまえを殺りたい。


おまえを切り割きたい。


おまえを壊したい。


おまえを破壊しつくしたい。


おまえを狂わせたい。







おまえを……





おまえを守りたい。

何よりも、おまえを、愛したい。





だから。



永遠に。





おまえを守りたいから。








昼の人格は、おまえを知っているだろうか?


おまえは俺を俺だと知っているだろうか?


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