イケメントリオのキス争奪戦



永「……ふっ。望むところです。」




蓮太と幸助は、笑顔になる。



永「俺より先にキスしたら、屋上から突き落   とします。」





俺がにっと笑うと、2人はゾクッとなった。冗談ですよばーか。




舞「あの……それ本当ですか…。」


蓮太「わ、まいちゃん起きてたの?」


3人の視線が一気に舞に向く。
舞は困惑していた。


舞「あ、えっと……はい…。」



幸助「ちょうど良かったな。」


蓮太「うん!本人にも、わかってもらっとい    た方が良いよね!」


永「さぁて、諦めるか転落死するかの大勝負   。勝つのは誰か!」


蓮太「物騒な言葉はやめて!!」


幸助「フフっ」



平和な3人につられて、舞も笑顔になる。



舞「とにかく、これからよろしくねっ!」



目を細め、にかっと笑う舞に、俺とレンたは赤面した。


幸助は平然としていた。このカッコつけめ。


ふっ。これから忙しくなりそうだ。
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